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AppVolumesでThinAppを配信できるって知らなかった

前回AppVolumesのFAQドキュメントの一部を見てみましたが、その中で知らなかった事実が載ってました。

App Volumes Technical FAQ

 

Q. How does the App Volumes acquisition reposition ThinApp?

A. App Volumes dynamically delivers applications to desktops in real time. ThinApp provides application isolation and support for legacy applications. Using App Volumes to deliver ThinApp packages allows for real-time delivery of isolated and troublesome applications alongside natively delivered applications.

 

上記によると、ThinAppの配信にAppVolumeが使えるとのこと。そうすることによって、ThinAppのレガシーアプリケーションの隔離といった特徴と、AppVolumeのダイナミックで迅速なアプリケーション配信が両立できると。

言われてみるとなるほどといった感じですが、調べるとVMwareさんのBlogにちゃんと書いていました。(自分が知らなかっただけで、割と常識なんだろうな・・)

 

Using VMware App Volumes with ThinApp Packages - VMware ThinApp Blog - VMware Blogs

VMware App Volumes and VMware ThinApp Combined: The Perfect Mix - VMware End-User Computing Blog - VMware Blogs

 

1つ目のブログポストの内容を見ると、ThinAppで必ずMSIファイルを生成しなければならず、新規作成の時には、Setup Captureで"Generate MSI package"を選択すればよさげ。このMSIファイルをAppStack作成時にインストールするんですね。

 

既存のThinAppパッケージについては、PACKAGE.INIファイルを適切に編集してMSIファイル生成を有効にした上で、BUILD.BATを実行する必要があるとのこと。

(詳しくはブログ参照)

 

マスタOSに依存しないアプリケーション配信の基盤としては、AppVolumesを利用しながら、レガシーアプリケーションの保護や異なるバージョンのアプリ共存などの対応策としてThinAppを連携させるといった使い方が理想なんですね。

VMwareのアプリケーション配信/仮想化は非常に協力になったなぁと実感します。

(せめてAdvanceエディションでAppVolumes使えたらいいのになぁ。。)