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Windows10への移行とVMwareエンドユーザコンピューティング製品について

記念すべき初投稿は何にしようかなーと思っていたところ、

業務とも関連性の深い内容がVMwareの英語ブログに書いてあったので、その内容を「ざっくりと」メモしておくことにします。

How VMware EUC Solutions Can Help With Windows 10 Desktop Migrations | VMware End-User Computing Blog - VMware Blogs

※内容は私個人の勝手な解釈であり、英語力もまるで無いので、内容の正確性は保証しませんので、ご注意を。。

 

7月29日にリリースされるWindows10への移行を考えるにあたって、VMwareEUC(エンドユーザコンピューティング)製品で、ざっくり以下の役割があると、Shawn Bassさんが言ってます。

 

★ざっくりめも★

①DaaSとVDIがWindows10の迅速な展開を実現できる
・Horizon AirによるDaaSもしくはHorizon6によるオンプレVDIによって、物理デバイスの展開が完了するまでに、従業員がWindows10の操作性を検証・確認できる環境を提供できる

②Windows10とVMware Horizonがベストなセキュリティと管理性を提供する
VMware NSXとVDI(HorizonによるVDIはWindow10をサポート)を組み合わせたマイクロセグメンテーションが、物理的なデスクトップ環境では実現できない価値を提供する

③Horizon RDSHがWindows10のアプリケーション互換性問題を解決できる
・Windows10と以前のWindowsバージョン間でのアプリケーション互換性に関する問題は少なからずある
・アプリケーションが動作しないWindows10の環境に対して、RDSHによるアプリ配信を行うことで、互換性の問題を解決できる

④Horizon Flexによるアプリ互換性への対応
・アプリ互換性問題へのもう1つの方法として、Horizon Flexによって完全に管理されたWindows7インスタンスをWindows10のマシン上へ展開することができる
・互換性問題のあるアプリは当面、展開したWindows7環境上で動作させることが可能

VMware Mirageによって新旧のWindowsを管理
・XPが残っていたり、7,8,8.1の混在環境の場合はWindows10への移行が更に複雑
・Mirageによってユーザデータや設定をそのままに、迅速にバージョン間の移行を実現可能
・Windows10にはruntime provoisioningの機能が含まれているが、企業によってはセキュリティ上の理由によりリッピング&イメージ置き換えによってWindows10を展開することがある。
・Mirageはベアメタルプロビジョニングによってこのようなユーザをサポートする

VMware Fusion,FusionPro,Player,Player Pro,Workstationによって、デスクトップ仮想化のソフトウェアが無くても、Windows10の迅速なテスト&評価が可能

 

(ホントにざっくりですみません。)

 

個人的に興味があるのは、①と⑤です。

①に関しては、移行するバージョンを見定めるためにもWindows10の環境をDaaSで手軽に試してみるというシーンはあるような気がします。(そのためにVDI環境を構築することはないでしょうね)

DaaS自体はAmazonWorkspaceの提供や、日本でも最近Horizon Airが提供開始となるなど、これから認知度もあがり、企業の選択肢に更に入ってくるのではと思っています。

その際に、Windows10への移行とDaaSへの移行を同時にサポートしてくれるサービスがあれば、関心のある企業は多いのではないでしょうか。

⑤に関しては、Windows10でのruntime provoisioningの機能をもう少し調べてみたいですね。セキュリティ上利用しない企業もあると、ブログ本文には書いてましたが、どういった理由なのか?Mirageという製品自体がOSアップグレード時に威力を発揮する製品ですから、runtime provoisioningの登場によって、その価値がどのように位置づけられるのか、気になるところです。